ebekan’s pc

PC関連、趣味の事を書いています。

電源 テスター

今回はデスクトップパソコンの電源のお話でも。パソコンの電源は、ノートパソコンであれば、大抵アダプターが付属し、デスクトップパソコンであれば内部に電源が入っています。実はこの電源、結構壊れます。

 

ノートパソコンの場合は本体の充電ランプがつかなくなったりした場合、電源、電源ケーブルの故障を疑い、テスターで割と簡単に判別がつきます。もちろんパソコン本体の故障の場合もありますが。

 

デスクトップパソコンの場合は電源につながる100Vのコード以外はテスターでは簡単にチェック出来ません。パソコン内部の電源からは、色々なコードが伸びており、その一つが不調であってもなかなか判別が付きにくいものです。パソコンは普通に起動しているけど、勝手に電源が切れてしまったり、USB機器を接続したりした時に認識がおかしかったり。
電源はゆっくり劣化していく場合は気づきにくいです。いきなり壊れる場合は、経験上30%くらいは他の部品を巻き込み壊れます。
マザーボードSSDやハードディスクが壊れやすいかもしれません。
このような場合、焦げた場合等は判別がつきやすいですが、そうではない場合、どの部品が壊れているかをチェックしなければなりません。

 

電源がまったく入らない場合はまず電源の故障を疑います。この場合予備の電源を持っていれば良いのですが、買う場合は結構な値段がかかりますし、電源が壊れていなかった場合部品余りになります。また、新品の電源を壊れたマザーボードにつないで壊してしまう場合もあります。

 

MacLab. PC電源テスター

デスクトップパソコンの電源専用テスターで、液晶画面に非常にわかりやすく今何Vかが表示されます。
ATXメイン(24pin又は20pin)、ATX12Vコネクタ(4pin)、PCI-Expless用コネクタ(6pin)、FDD用コネクタ(ミニ4pin)、S-ATA(15pin)、IDE(4pin)がチェック出来ます。

 

使用方法
1電源のスイッチがOFFになっているのを確認します。(ONがIでOFFが〇)
2PC電源テスターの電源はATXメイン(24pin又は20pin)となっておりますので接続します。
3他の調べたい端子を接続。
4電源のスイッチをONにする。
5液晶画面に結果が表示される。
通電していない部分があればLLと表示されます。各V数も表示されますので(元々何Vあれば良いのかも表示されている)誤差±10%であれば問題なさげです。PGという値もあり、これはマザーボードへの起動信号が正常に出ているかも検査出来ます。(ここに異常があると他が正常でも起動しない)
6電源スイッチをOFFにする。
7各種ケーブルを抜く。

簡単な日本語説明書付きなので安心です。

 

注意点
電源に負荷がかかっていない状態の電源テスターです。負荷時のチェック不可。
電源テスター自体にスイッチがありません。
電源がONのまま接続しない事。


自作のパソコンであれば、電源が正常であればマザーボードのLEDや音で故障がある部分(接触不良等)がわかる場合もあります。最近のパソコンは内部スピーカーが無い場合が多いです。
私はこのスピーカーのビープ音、必須だと思うのですが。